雑誌「ヒューマンビーイングジャーナル」読んでみたよ。
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こんにてゃ、ふくろくんです。
近頃、表参道駅では上の画像を大きなポスターにした広告が見られます。
赤い枠に女性の写真がドーン。
それだけなのですが、妙にインパクトに残ります。
「なんの宣伝??」
歩きながらだと小さな文字なんかよりヴィジュアルだけに集中してしまうのです。
そして、たまたま会社帰りに本屋で見つけたのでミーハー心で即購入しました。
(そこはかとないスノッブ)
Human Being Journalとは
紹介は↑がしっかり説明してくれているので、概要をお借りします。
◆「HUMAN BEING JOURNAL」とは
「HUMAN BEING JOURNAL」はアメリカ、ヴァージニア州リッチモンドにあるセレクトショップNeed Supply Co.が年に2~3回発行しているカルチャー雑誌です。
デザイン、ファッション、食事、そして創作性と遊び心のあるすべてのカルチャーに目を向け、その名前(人類の事録の意)からも伺えるように、私たちを取り巻く日常を中心に起きている出来事を新たな視点からキリトリ、シェアしています。
これまで発行してきた4冊は、日本、アイスランド、ニカラグア、南アフリカといった素晴らしい国を紹介し、陶芸品、養蜂、カキ、農業、釜火で焼くパン、オーガニックの種、バイクポロといった様々なジャンルを独自の視点で特集してきました。毎号、いまの時代背景にあった創造性のある人、そして興味深いカルチャーに目を向け、ワンアンドオンリーな写真とイラストレーションを通して、ポップなエディトリアルデザインで表現します。
名前がどことなく論文を取り扱う雑誌っぽいですが、まとめると取り扱っているものは、
- エッセイ
- 写真と文による人物紹介
- 面白いモノ(デザイン・テクノロジー・建築など)紹介
- ファッション
と至ってノーマルです。
一言でいえば、落ち着きのあるEsquire Magazineとか、ライフスタイルに寄ったWiredみたいな感じでしょうか。
セレクトショップから発行されているため、見た目はもちろんおしゃれではあるのですが、一貫してシンプルです。
ヴィジュアルは非常に落ち着きがあり、モノ自体は厚めの紙を使って綴じられているため、手触りが良いですし、独特の香りがたまりません。
今号は「ノームコア」という言葉がぽろっと出ていたため、ややそれに合わせているのかもしれませんが、既にリリースされたものを見ると、そういったスタイルの雑誌みたいですね。
個人的には、世界を回りながら文章を書き本を作るライターさんの話や、日用品(缶切りや歯ブラシ)をナイフとくっつけた「シャンク」と呼ばれる護身用の武器の写真がなかなか楽しめました。
「The Aesthetics of Wandering」というエッセイも60年代フォークシーンの考察となっており、大学でカウンターカルチャーを学んだ身としては非常に興味深かったです。
(若干翻訳が気になるところもありましたがご愛嬌)
絶対にSFCのマリオカートがアイディアの元だ…!絶対にだ! pic.twitter.com/k8dRYHvFkM
— ふくろくん(a plastic bag) (@mixednuts25) 2014, 11月 6
そういえば面白いプールもあったので、twitterでぽろりと呟いていました。
雑誌の中身は公式サイトでそれなりの量が載っていますのでぜひご覧あれ
Human Being Journal(日本語)
ちなみにお値段は1500円(税抜き)と雑誌にしては高価ですが、年に2〜3回しか発行されないらしいので年間でみると毎月発行のものを買うよりお得です。
何よりも、文章+ヴィジュアルという意味では素晴らしい読書体験が出来る雑誌だと思うので非常におすすめです!
ふくろ
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