食事と音楽のおいしい組み合わせを考える
うまい!ドミニカティピカ@spincoaster
食事中に率先して音楽を聴く方ってあまりいないと思うのですが、どうでしょうか。
早朝に手間暇かけて作ったカフェラテを飲みつつ、ふすまパンをもぐもぐ食べて、ネットラジオで優しめ複雑ビートなダンスミュージック聴いてたらほのかに素敵な気分になれました。
カフェラテとダンスミュージックが合うのも意外だな、と思ってちょっとした発見だったんですが、もしかしたら他にも料理を美味しくする音楽(フレンチにクラシックとかそんな典型ではなくて)ってオリジナルで考えられると少し食事の時間がより楽しくなるのでは
以前行ったとあるラーメン屋では偶然ビョークが流れていたりして、新しい食事体験ではないかと感じられました。
コーヒー飲むときに、ボサノヴァだったり、ヘンリー・マンシーニのようなロマンチックな映画音楽を聴くのはある意味定番化されてしまっていて、コーヒータイムをテーマにしたコンピレーションアルバムはどこでも手に入る現代。
だからこそ、あえて全く合わそうなもので組み合わせてみて「自分の食事+音楽におけるツボ」みたいなものを探ってみたいです。
例えば、メタルとカツ丼とかは相性よさそうですよね。でも実はこれってカツ丼はガツガツ食べる物と考えている人にしか合わないのかもしれない。卵、カツ、お米のシンプルな3種がいかに絡み合っているのか、それらを詳らかに美味しく味わうためには割とスロウで音数が少ない、でも一口毎のボリュームを減らさないよう野生的な勢いを失うことのない音楽が必要なのかもしれないです。
トーキングドラムなんかはウホウホしたくなりすぎると思うので、合わなそう。
Talking Drum - Hauser Style @ Ekome Lodge Ghana ...
3種の組み合わせだからジャズトリオはどうかと思ったけど、ムーディすぎてどうかと思う
Jazz Trio Guitar ,Sax and Bass - YouTube
名曲『So What』はイントロ終わるまでは、食事をするギリギリまでの盛り上がりに使えると思います。汎用性が高そう。
So What by.Miles Davis - YouTube
あくまで推測ですが、深く味わうためのカツ丼ミュージックはもしかしたら、トリップホップのような荒廃した音楽かもしれません。「アンダーグラウンドに浸るようにカツ丼味わえるオレ感」を醸し出し、ゆったりとしたビートの隙間で唸るベースのようにゴリゴリと卵と米とカツを混ぜ合わせ、神々しいとも言える残響とともに甘みやら風味を脳内で楽しむ・・・書いていてなんだか違う気がしてきました。
Massive Attack - Risingson - YouTube
なにはともあれ、食事するたびにどんな音楽が合うのか、今後考えてみたいと思います。
最近富士そばのカツ丼にハマっていて、いかにしてより美味しく食べるか悩んだ挙句のエントリでした。