日記20
今日はワタワタと決断に次ぐ決断をして仕事を片づけた。
若干アルハラが混じった忘年会にドン引きしながらも平静を保ち、一次会が終わったところでそそくさと帰途へ。
帰りに一緒になった新卒の子たちから今はどうやと話を聞くと、飲み会はめんどう、楽しくはないと、そんなことを言っていた。
まあ一年目はそんなもんだよなと思いつつ今の会社の時代錯誤な飲み会マナー…というかゲスさはあまり擁護できないので、素早い転職も全然アリだよむしろ私がそうだよそれでも飄々と生きてるよといったことを雑に伝えた。
ひとりは地元に帰ってから戻りたくないと言っていた。
帰りは台風みたいな天候の中でインティライミについて考えながらアイスを買って、家でのんびり過ごして、苦しそうな雨風の音を聞きながら早めに眠った。
日記19
昨日はひさびさ過ぎて緊張してたのか、ですます調だったので、今日はもっと砕けた感じで。
急に逃げ恥の話になるが、あれはレッテルから逃げる話ではあったけど、逃げたあとの、変わり続ける未来に対してライフスタイルを変えながら(ふつうから逸脱しながら)対応していくことを決心するまでの話ではないかと感じ取っていたのだけど、今日もまた、そのことについて考えていた。
仕事帰りに初台にあるfuzkueというブックカフェに寄った。店内では会話含めあまり音を立ててはならないのがマナー&ルールになっている。ひとりで静かにゆっくり過ごすためのカフェだ。
ところで同棲というのは色々あるもので、どんな関係にもよくあるよくないこともたまにはあるものだ。昨夜はその“たまに”にぶち当たった。
今日は久しぶりにふたりの別々の時間を過ごした。ようやく、昨夜から抱えてたもやもやが晴れたというか、そんな気がする。
窓際に細長い板がいくつか並んでいて、それらがテーブルになる。1時間ほど、高いスツールのような椅子に座って本を読んでいた。
店に入ってから特に話すことはしなかった。同じ方向を向いて違うものを見る時間も大切なんだなと、特に何もせずとそう思った。
日記18
日記止まってました。
何事も完成させるのが難しい。あいかわらずそんなことを考えながら生きてました。
どうせネットに書くのなら、「他人のためになることを書けや」と自分を奮い立たせながらも、「良いものはすぐに生まれるもんでねえんだ」、という拮抗に縛られてましたが、少しずつでもメモを残していかねばと、そんな具合で再開します。
で、ここ最近何をしていたかというと、楽器を増やしたり、読書を増やしたり。
FMシンセとアナログシンセベースで曲を作ろうとしていて、そこからどうやってバンドの音に落とし込もうかワクワクしている最中です。特にこれまで避けてきてたFMシンセの音作りは開眼だった。激しさと煌めきが同居した音はこれじゃないとできないな、と実感。
読書方面では、乱読しながら興味を失わず読めているのが(途中で『紋切型社会』にハマってしまってまだ読み終わってなかった)『LIFE SHIFT』。まだ半分しか読めていないけど、今の20代は100歳近くまで生き、80歳ごろまで働くだろう、そのためには......ということが書いてある。
レッチリの『Universally Speaking』という曲にある"I win in the long run"というフレーズが好きで、「人生は長距離走である」と常日頃考えている自分にとっては久々にしっくり来た内容。と同時に、これまでにないほどに長生きするからこそ、本当に健康への投資が大事だし、無理をすれば伸びるとわかっていても絶対に焦らない、我慢することが大切になってくると再認識できた気がします。
話は変わって、今は色んなところで書くことに四苦八苦しています。元々そんなに好きだったわけじゃないけど、これからは好きにさせる、つもり。無理やりなんてよろしくないと思われがちだ。でも、何かをもっと好きになるために自分を動かすというのは、やっぱりその対象が好きである/興味があるからこそ。
そんなんでも良いじゃない。人生はとてつもなく長いのだから、なんて考えながら今日の逃げ恥最終回を楽しく観ていた。