「流線を描く煙」の作り方
こんばんは、ふくろくんです。
実はこの挨拶はコピペじゃなくて毎回手打ちなのですが、久しぶりに更新なので新鮮ですね。
やっぱりこうやって自由に文章が書けるのは楽しい!お金にならないけれど、書く時間があって、書くことができるのはとても幸せなことです。時間を持て余した時に、全く毒にも薬にもならない非生産的なことを書き続けることができるのは、ある意味裕福であると感じています。
今日は久しぶりのはてなオフ会でした。(遅刻してしまいすみませんでした・・・)
やっぱり皆は相変わらずのまったりで、とても落ち着けたし、おいしい野菜(サンドイッチは家で完食!)も取れたし、ほんとに久々にゆっくり休めました。としぞーさんともまたお会いできて嬉しかったです。どうもありがとうございました。次回もとても楽しみにしています!
話は変わりますが、自分のライティングスタイルってなんだろう?ってちょっと最近考えています。
今はブログを書いていたり、仕事柄キャッチコピーを気にするようにはなったものの、さっぱり自分のスタイルというものは掴めていません。こればっかりはひたすら書いて自然と見出せないかなと思っているのですが、それはそれで非効率だとも思ったり。
このブログ自体もそうですが、さっぱり方針というものが無い上に、文章についても一貫していません。ぴょんぴょんと、気分によって語り口を変えています。狙いというものが全くではないけれど、ほとんど意識されていないブログです。
多分なのですが、ブログであろうと無かろうと、どんな媒体であれ「自分の心の声」はその時で表情を変えて現れてしまいます。自分はそれを吐き出すように曝け出して、キーボードを叩いて「みんなのインターネット」に刻んでるのですよね。それが今の「流線を描く煙」の作り方なんだと思います。
たまたま今はお仕事で紙媒体の作成にも携わっていますが、作品に対する美意識や愛情、作り方や考え方がWEBとは大きく違います。今のふくろには、この「紙媒体を作る」ということがブログを書くことにとても大きな影響を与えてくれていると思うのです。
紙媒体では、最初にコンセプトを決め、企画を決め、文字数を決め、ヴィジュアルの点数を決め、印刷に使う紙を決め、印刷するための機械すら選んで、色の映りを確認して・・・などなどたくさんの工程を挟みます。
良い作品を作るために、その工程の中それぞれでベストを尽くす。そして自分が選んだ選択肢がたまに間違いだったりした場合に、どうやって軌道修正を行うかに消耗しながらも良いものを産み落とすための努力をします。それが時間をかけて実感できるのが面白い。
いくつもあるタスクの中から、手を抜くものを選ぶ必要があるのは仕事では基本中の基本です。しかし、1つのシンプルな作品を作る為に、長い時間をかけ複雑に考えつつ、スピード感を持って全力を注ぐことは、ふくろの前職の仕事経験では殆どありませんでした。
各工程にかなりの時間と労力を注ぐことで、同じコンテンツを作るのでもここまで充実感が違うのかと再認識しました。そういえばパソコンで一人で曲を作るのに飽きたから、上手く演奏できなくても、上達していく過程を味わえるバンドをしたいなと思ったのも事実。フィルムカメラを始めたのも「めんどくささ」を味わうため。自分は作り出すなら「手間」をかけたい性質なのです。
だからたまにはキーボード以外でブログエントリーを書きたいなと思ったりしていました。
たまにやっている人がいた気がするけど、紙に字を書いて、綺麗な写真を撮って、画像を並べて貼付けて1つのエントリにしてみたいです。直筆の方がとても曝け出してる感はあるかもしれないwそうやってエントリーを一個一個、自分が好きな作品に仕上げることに重きを置くのも楽しそうだなと思います。
このブログはPVや収入のためにやっているわけではないので、自由にやれます。エッセイ文や写真以外でも、ネット上に様々なコンテンツがおける今、ここを自分にとってのオリジナルを展示する為の遊び場というのが「流線を描く煙」でしたかったことなのかもしれないです。
ライティングスタイルってなんだろう?→文章じゃねえんだ作品なんだ!というとんでもない飛躍をしていますが、今の自分が思うままに書けたし何か見えた気がしたのでこれでおk。
今日のオフ会の帰り道にtakiさんと紙媒体の話をしながらふと考えてしまいました。ほんとありきたりだけど、出し惜しみなくベストを尽くして良いものを作りたいな。
忙しいけど、「生み出す」のが楽しくなってきた25歳の夜です。
ふくろ