ふくろくん

コンテンツマーケティング、音楽、立ち話、そして牛乳

日記30


2017.01.01.
朝、とても寒かった。
5時ごろに目覚め、ふたたび眠り、9時か10時ごろにベッドを出た。

また羽田へ向かう。暇を持て余し、羽田の歴史について調べていた。
戦前の敷地内はビーチレジャーと大きな神社があったそうだ。エンターテイメントと宗教が混じる土地は確かに国際間のハブにふさわしいなあ、と思った。

戻りに品川へ寄り、カフェで軽くランチを済ませた。そのまま山手線で駒込まで戻り、家まで歩いた。
風は強かったけど、快晴で気持ちが良かった。

 

2017.01.02.
鬼怒川に行くことになっていたので、昼過ぎに集合場所の北千住に向かった。自分の住んでいるところからの直線距離は大したことがないのに、えらく遠回りをさせられる。

鬼怒川温泉の駅は、ちょうどよく力が抜けていて、かといって整備を怠っている様子もない、有り体に言えば豊かな観光地だった。
観光地となると、観光地ナイズドされた建物や人々、商品やサービスなどが気になってしまうタチなのだが、ここはそんなことはないように思えて、とても好感触だった。

親戚の集まりで使われそうな居酒屋さんで夕食をいただき、戻ったホテルでは、これぞ修学旅行の醍醐味と言わんばかりに、のんびりとお酒とカジュアルトークを嗜んだ。

 

2017.01.02.
朝からアイスを食べた記憶がある。
朝ごはんでは、カレーライスを食べた。自分は、旅行先でどこにでもあるようなものを食べるのが好きだ。確実にオンリーワンのものを楽しむのも好きだが、その土地土地での味付けのされ方に違いを見出すのが楽しい。漢字の音読み訓読みを楽しむように、地味な違いを探るのだ。以前、長野の松本で人生初の単独旅行をしたことがあったが、そのときも、ミスタードーナツを最も楽しみながら味わっていたと思う。そういうものなのだ。

昼過ぎからは日光江戸村に行ったが、これほどまでに「もう一度行きたい」と思わせるアミューズメントパークはない。この魅力は、言葉がどれだけあっても語りつくせないほどで、語られたものを読み解くよりは、自らの身をもってして体験してきたほうが早いと言える。

帰宅途中、晩御飯にカレーをサジェストされてしまった。
サジェストしてきた猫愛好家の同居人には、日光江戸村の公式マスコットにゃんまげの魅力は伝わらなかった。