日記19
昨日はひさびさ過ぎて緊張してたのか、ですます調だったので、今日はもっと砕けた感じで。
急に逃げ恥の話になるが、あれはレッテルから逃げる話ではあったけど、逃げたあとの、変わり続ける未来に対してライフスタイルを変えながら(ふつうから逸脱しながら)対応していくことを決心するまでの話ではないかと感じ取っていたのだけど、今日もまた、そのことについて考えていた。
仕事帰りに初台にあるfuzkueというブックカフェに寄った。店内では会話含めあまり音を立ててはならないのがマナー&ルールになっている。ひとりで静かにゆっくり過ごすためのカフェだ。
ところで同棲というのは色々あるもので、どんな関係にもよくあるよくないこともたまにはあるものだ。昨夜はその“たまに”にぶち当たった。
今日は久しぶりにふたりの別々の時間を過ごした。ようやく、昨夜から抱えてたもやもやが晴れたというか、そんな気がする。
窓際に細長い板がいくつか並んでいて、それらがテーブルになる。1時間ほど、高いスツールのような椅子に座って本を読んでいた。
店に入ってから特に話すことはしなかった。同じ方向を向いて違うものを見る時間も大切なんだなと、特に何もせずとそう思った。