仕事でも音楽性の違いはありまぁす!
なんだかターニングポイントに立っているような気がしまして。
今のお仕事は楽しくやってると思ってはいるんですが、実は根っこの部分、つまり仕事の核となる考え・理念に対して自分は納得できてないのでは、と思い始めました。
例えて言うなら「音楽性の違い」です。
「お前のロックはロックじゃねえ!魂が入ってねぇんだよ!」でお馴染みのアレです。
同じジャンルの中で戦っているつもりでも楽しんでいるつもりでも、スキルや個性による歪みは自ずと滲み出てくるもので、チームメンバーと同じ方向を見続けているためには都度メンテしていかないと難しいですよね。
さて、自分の中でこの違和感が大きく膨らむ頃にはいくつか選択肢(もしくはステップ)が発生しました。
- 自分の意識を変える
- 周りの人々の意識を変える
- 環境を変える
- 現状維持
1番が王道でしょうか。
例えば「仕事は所詮仕事と割り切る」なんて選択肢もあると思うんですが、残業が多い仕事なもので、自分の貴重な人生をたくさん費やしているのだから本当に楽しめることをやりたいものです。
強情で世間知らずかもしれませんが、少なくとも前職でイヤイヤやっていた仕事を辞めたことは本当に正解だった思っているので、なかなか割り切れません。
よって1番は避けたい…
2番目。
自分が所属しているチームはさほど大きくはないですし、メンバー間で共通の問題意識もあるので、きっと周りの意識を変えられないことはない…とは思うのですが正直なところ、それが自分の望む結果までリードすることができるのかは不安です。
でも、そこで他人に対して勝手に期待して勝手に諦めてしまうとか何だか甘えてる気がしないでもない。むむう…再考したい。
3番目は、物理的に環境を変えることを指しています。つまるところ転職です。
この組織の中に居続けることが自分にとって最良の選択なのか、自分にとってはここの見極めが今一番の関心ごとになっています。
4番に関しては一番最初に切り捨てたい選択肢。というか1番の例とほぼ同じですね…
自分は維持したくても周りはどんどん変わっていくのでダメぽです。
自分が今の仕事を始めた理由は、ビジネスとはいえ「理念や哲学に純粋さや誠実さを感じられた」という点です。
実際にやってみると、形はいびつで、手垢のついた薄汚れたお仕事のように感じてしまうくらいに劣悪な運用体制ができていて、その中をくぐり抜けてきました…自分が求めたものとは大きく乖離があったことに気づけたのも、実にここ数週間程度です。
転職して1年、何故こんなに気づくのが遅かったかというと、今の仕事に対する「世間の認識」と「自分の理想像」が、ハードロックとヘヴィロックぐらいの違いだと勘違いしていたからです。
【参考】
例え直すと、今までダーッと走って、ふと立ち止まって、くるっと後ろを振り返ったら足跡すら残っていなくて、それに絶望して仕事に対するプライドをギュッと自分で握り潰してしまう、そんな感覚でしょうか。
今もっとも時間を費やしていることに対して、愛の弱まりを感じるのです。
繰り返しになりますけど、おそらく今がターニングポイント、いやいや転換期ぐらいのじんわりとした長い期間となりそうなので、ゆるりと踏ん張っていきたいですね。
おやすみなさい。