ふくろくん

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ふくろくんのパワーソングチャート①

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パワーソングとは?

Nike Runningというアプリに「パワーソング」という機能があります。

走っていて苦しくなった時に踏ん張りどころを乗り越えなくてはならない。そんな時に任意の”テンションを上げてくれる曲”を特定のタイミングで流すものなのですが、他のエクササイズや、やる気を出す時、集中する時でも活用できると思いパワーソングチャートを作ってみました。

今回ご紹介するのはほぼロックなんですが、まあ、他にはビッグビートドラムンベースも頑張らせてくれる力が強いとは思っています。

Battles - Atlas

行進やお祭りを彷彿とさせるドンコドンコドンコドンコ・・・で始まります。

軍隊の如くゴリゴリと無心に作業を進めたい時におすすめ。難点は曲の後半に向かうにつれ、テンションが上がって正確性を欠いた作業スピードになってしまうこと・・・

Battlesが今度新作リリースから入れてるワケでは断じてありません。

 

Friendly Fires - Pull Me Back to Earth

万人に薦められるダンスロックのFriendly Firesから。

イントロから入るちゃかぽこしたリフがハワイやキューバを思い起こさせる能天気さなのに、サビはチルウェーブやAOR並みのキラキラシンセの波がぶわーって来るのが気持ち良いです。

Aメロ(ヴァース)の間にメールの下書きを溜めて、サビ2小節ごとにシンセ音に合わせて送信ボタンを押す(gmailではctrl+enterキーで"ッターン!")のが楽しい曲。

 

Tortoise - Prepare Your Coffin

ランニング時にスピードをあげる時はいつもこの曲!

Tortoiseの中で最もポップでダサカッコいいナンバー。実はドラマーのジョン・マッケンタイアの音が一番聴くのが楽しくて、シンプルそうで毎小節に様々な工夫がされています。表に見えにくいダイナミズムがスルメ系です。

3分30秒と短い曲なので、ラストスパートかけて本気出して運動など終わらせる時に流して、タイミングよく曲と一緒に終わらせると何とも言えない高揚感があります。

 

PJ Harvey - Big Exit

オルタナロック・ウーマンといえばキム・ゴードン御大もいますけど、ポリー姐さんも負けてない。
キャッチーなリフで「ああロックンロールだな」とわかりますし、この曲の歌詞にも「銃」や「走りたい」などワイルドな言葉が並んでいて、良い意味で”クラシック”。
PJ Harveyのギターってほとんど歪ませないで鳴らすことを一貫していて妙に男気を感じるのです。
このアルバム以降にリリースされた直近の2作品は、反対に繊細さが押し出されて新しい強さが垣間見えて、変わり続けているです。

 

The Von Bondies - C'mon C'mon

ロックンロールリバイバルと聞くと、White StrypesやThe Strokesなどがよく挙げられますが、そのフォロワーとして出てきておそらく陽の目を見ることができなかったThe Von Bondies。(以前も何かで紹介したかな?)
叫ぶようなボーカルがカッコよいのに、サビは女の子と一緒に「カモーンカモーン」というだけの曲で、個人的にはポップで素敵だなあと思ってたんですが何故か人気が出なかった・・・
この曲だけでも皆さんのプレイリストに入れていただきたい!!



 

The Futureheads- Houds of Love

最後はKate Bushのガレージロックカバー。
イントロの「アー、オーオー」や、メインボーカルの危なげな歌い方が特徴的ですが、それでも元がよくできたポップ・ソングのせいか一緒に大声で歌ってストレス発散したくなるのです。
気分をマイナスからプラスに無理やり持って行く時に良いです。空元気・・・というか気づいたらポジティブ思考になれるよう引っ張ってくれます。